たけだのつぶやき たけだ

2005.12.22
名古屋市は12月としては記録的な積雪を記録した。年末進行でせわしい日々を送る我々にとっては天からのプレゼント・・・どころか、悩みの種である。どこへ移動するにもいつもの数倍の時間を要し、納車も引き取りも負荷が何倍にもなる。ご来店いただくお客様のリスクも大きくアップするため何かと心配。年も押し迫りまだまだ納車の必要がある車が待つ中、けして楽しい気持ちにはなれないのだ。
夜も更けなおいっそうの降雪が予想される。12/22PM8:00時点のアールエスタケダ前の積雪は8センチ(実測)。お願いだから来週は降らないでね。


2005.11.20
名古屋駅前にあるホテル名古屋キャッスルプラザにおいて「ラリージャパン参戦報告パーティ」を開催した。今年はクラス優勝を達成することができとても有意義な参戦ではあったのだが、大きな目標に向かいまだまだ私自身もチームもドライバーも努力を続けていかなくてはならない。それゆえ「優勝祝賀会」ではなく参戦報告パーティとしての開催を選択した。(かっこつけてんじゃないよ!といわれそうだが)急な開催決定ではあったが、会場には50名余りのお客様やクラブ員にお集まりを頂いた。我々のチームの3日間の参戦の様子をDVD映像を交えて紹介。おいしい料理に舌鼓を打ち、楽しいひと時をお客様と過ごすことができた。ご参加いただいた皆様にはこの場をお借りして感謝の気持ちを伝えたい。
2006年のシーズンは2005年のシーズンが終わった時点で始まっている。新たなクラスへの挑戦を目指すアールエスタケダ、アールエスタケダワールドラリーチームにとって節目となる大きな一年となることは間違いない。学ぶべきことも多く多忙な一年となることが予想されるが、それゆえ得るものも多いであろうことは想像に難くない。中部選手権、全日本選手権、世界選手権。さまざまなステージでアールエスタケダは頂点へ向けてのあくなき挑戦を続けてゆく。

武田                            甕

新城ラリー優勝!RSTシビックインカー動画をアップ。
2005.10.16
内閣府の支援を受けて中部で開催された新城ラリーの全日程が終了した。過日われわれのチームが参戦したWRC同様、すべてのステージがSS方式と呼ばれるタイムアタック方式で開催されるこのラリーは、地区戦の格式ながら全国からトップレベルのドライバーの参戦もある本格的なイベントである。サービスパークと呼ばれる車両のサービスを行うセクションに隣接してさまざまなイベントが開催されラリーを知らない一般のお客様も充分に楽しめる構成となっている。このラリーに、われわれチームアールエスタケダは3台のマシンを投入。ラリージャパンの興奮も冷めやらぬうちの参戦とあって各マシンのクルーも気合が入っている。CJ4A ミラージュをドライブする榎は昨年もこのラリーに参戦。ウエットコンディションのなか果敢にアタックを続け見事完走を果たしている。榎のコ・ドライバーにはラリージャパンで優勝を決めた際にもコ・ドライバーとして参戦した宮部ひろあきが乗る。ターボ2駆で争われる2Cクラスには新城ラリー初参加となる川島/池田組が参戦。スターレットターボを持ち込み中部選手権の上位選手と競う。そしてシビックを駆る全日本ラリー選手の村瀬は最終戦のグラベル(未舗装路)ラリーであるイースト九州(大分)を控え、本年最後となるターマック(舗装)イベントであるこのラリーに全日本マシンで参戦した。

Photo by:Iriina
榎のミラージュが安定した走行を続け、前半のセクションを終了したころ現地入りしていたチームアールエスタケダの甕(もたい)総監督より私の元に川島/池田組のスターレットのリタイヤの報が飛び込んできた。スターレットはトランスミッョントラブルによるリタイヤ。SS4まで順調な走行を続けていただけに残念な結果となった。朝からギャラリーステージではWRCドライバーの中村英一選手がチーム員の走りを観戦し、出走前には細やかなアドバイスを与えていた。シビックの村瀬は前半のセクションでは4駆ターボのタイムを上回るタイムを連発。全日本選手の意地を見せているようだが、リスクの高い走りをしているのではないかと気が気ではない。

最終SSを終え、榎/宮部のミラージュは無事に10位で完走。村瀬/山本のシビックは優勝との連絡が私の元に入る。このラリーでは優勝を狙ってセッティングを煮詰め、テストを繰り返していた村瀬だけにこの勝利は感慨ひとしおであったのだろう。表彰式の場では感極まって涙する姿も見られた。彼を支えてきたチーム員や多くの仲間たちにも最高の贈り物になったと思う。そしてチーム代表者である私にとっても同じ月の中で2つの優勝トロフィーをチームにもたらしてくれたことはこの上ない喜びであった。頂点への道のりは長く険しい。しかしながら今日は村瀬と山本にとって忘れられない一日になったことであろう。


2005.10.4
ラリージャパンの参戦が終わった。チームアールエスタケダは13名の大所帯でとかち帯広へ遠征、ドライバーの中村は慎重なドライビングと攻めのドライビングをコンビネーションさせた見事な走りを貫きSS総延長350.18qの長い戦いを終え、最高の結果をチームにもたらしてくれた。ダートトライアルの全日本チャンピオンから世界へと羽ばたいた中村は再び頂点に立つ日を迎えることとなる。チームアールエスタケダのチームドライバーとしてともに歩み続けた10年。中村英一という一人のドライバーの1ファンとしても、チーム監督としても感慨深い日となった。

トップドライバーとしてのキャリアを重ねる中村から私が学んだこと、得たことはここに書ききれないほどある。個人的な話をして恐縮ではあるが今の私も、今のアールエスタケダも中村なくしてはなかったといっても過言ではない。彼を一人の選手としても人間としてもまた人生の先輩としても尊敬し敬愛する気持ちは変わらないどころか年を重ねるごとに強くなってゆく。勝つための徹底したコンセプトとクレバーな考え方が中村の情熱の源。勝利をつかむためには単なる情熱だけではなく、そこへいたるまでのコンセプトが重要である。地味な作業や取り組みの先にあるのが栄光なのだ。勝利はドライバー、コ・ドライバーだけのものではなくチーム全体の喜びでもある。どんなときにもあきらめず、けして妥協を許さなかったチームクルーに対しても感謝と尊敬の気持ちを送りたい。そしてチームを支えてくれたすべてのお客様とすばらしい体制を与えてくれたスポンサー各社にも感謝の気持ちとともにこの勝利を送りたいと思う。

2005.9.18
9月16-18日に開催されたWRCラリーオブグレートブリテンLEG3においてプジョースポーツから参戦のマルコ・マルティン選手のコ・ドライバー マイケルパーク氏(39)がラリー中の事故で逝去されました。チームアールエスタケダはマイケルの冥福を心よりお祈り申し上げます。

われわれが参加するモータースポーツは常に危険と隣り合わせであり、最大限の安全への配慮と高度な運転技術の研鑽に日々励んでいても悲劇は突然訪れます。それでも私たちはモータースポーツから離れることはできません。チームアールエスタケダは今後もさらなる安全管理に配慮し、モータースポーツへの挑戦を続けて行くことを改めて決意しています。


COPYRIGHT AUTOMOBILES PEUGEOT

I give will of condolence to a Michael's family and all friends heartily/RS.TAKEDA WorldRallyTeam

2005.8.29
全日本ラリー選手権は中村英一選手の6位入賞と村瀬選手のリタイアという結果を残した。直前に開催されたAPRCラリー北海道、この後に開催が予定されているラリージャパンにおいても主戦場となる陸別町。この町にある歴史あるダートサーキットの陸別サーキット内に設けられたウォータースプラッシュをクリアする際に大きく跳ね飛ばされた村瀬選手のシビックは無念のコースオフを喫することとなり、全日本参戦開始以来はじめてのリタイアを体験した。わずか数センチの水たまりなのだが、何人かの選手がここで危うい思いをしたという。
リタイヤもラリーの結果のひとつであるが実に残念であった。しかしながらマシン、クルーともにダメージはなく今後の参戦にも影響がないのが不幸中の幸いである。

中村英一選手のウォータースプラッシュ通過の動画(3.8mb)
中村選手は終始安定した走行を続け、2日目の朝のS.S.(スペシャルステージ)ではセカンドベストを叩き出し、走りにも確かな手ごたえを感じたようである。今回、仕様を変更したエナペタル/ビルシュタインのダンパーのセットアップも順調に進み、多くの情報を得ることができた。
モータースポーツにおいては欠かせない要素である多くの経験の積み重ねと情報の収集。その先にある勝利の日へ向けてわれわれは、これからもあくなき挑戦を続けていく。

2005.8.6
全日本ラリー選手権北海道ラウンド「RTCラリー2005」が始まった。陸別町周辺の林道を使用し開催されるオールグラベル(未舗装路)ラリーとして開催されるこのイベントにアールエスタケダは2台のマシンを投入。選手権を追うルーキーの村瀬選手と昨年のWRC参戦を果たした中村英一選手の両ドライバーが異なるクラスで参戦している。
このラリーは2日間に渡って開催され、先ほどLEG1の走行が終了。RSTスターレットは新規に投入したダンパーのテストを兼ねて順調にステージをクリアしてLEG1を終えた。ギャラリーステージとして用意された陸別オフロードサーキットでは来るラリージャパンにおいて使用を予定しているウォータースプラッシュ(水溜りをドカンと通過する迫力あるポイント)でRSTシビックをドライブする村瀬選手が無念のリタイヤを喫したとの報告が入っている。ウォータースプラッシュをクリアする際に水にマシンがすくわれ浮き上がった状態から10数メーターを越える大ジャンプ、そのままコースオフ。慎重なドライブに徹した村瀬選手だけに実に悔やまれる。
現在は、同時に開催されているバギーのレースのエントラントとともに懇親会が開催されており、おいしい北海道のジンギスカンをおなかいっぱいご馳走になったとのことで、癒されるひと時をすごしているとよいのだが。
明日はいよいよ後半のロングSSを含むLEG2。この参戦が多くの情報をわれわれのチームにもたらしてくれることを期待している。

2005.7.29
英国到着
7月22日から約一週間の間、英国に滞在した。ヒースロー空港に到着してすぐにレンタカーを調達し、慣れない英国の道へと乗り出す。日本の交通システムは英国を範として整備されたため右ハンドル、左側通行である。まぁなんとかなるだろう。
ロンドン市内へ入り、キングスクロス駅の近くを通過すると教会や公園などそこここに多くの献花が見られた。私が到着する前日にも市内では爆弾騒ぎがあり、空港の警戒も厳重である。少し悲しい気持ちになった。

初日はロンドン市内にあるモータースポーツ用品のエージェントを尋ねる。倉庫に案内してもらい内部を見せていただいたのだが数百アイテムにもおよぶシート、ステアリングホイール、シートベルトやレーシングギアの膨大な在庫に驚く。全世界のバイヤーがこのエージェントからアイテムの提供を受けているとのことで、ここでは今後に向け多くの情報を得ることができた。
市内にあるシトロエンやプジョーのディーラーへも顔を出し、当地の売れ線の車種や販売システム、登録システムについてレクチャーを受けた。こちらでも値引き合戦は盛んなようで、最初から大きく値引きをした価格をユーザーに提示し期間限定で特売をしていたりする。こういったところはわが国と比べて変わることはない。日本車ではマツダや三菱が人気。もちろんトヨタ車も多く見られるがやはりヨーロッパ車(特にフランス車)が圧倒的に多い。デザイン的にも優れたヨーロッパの車は英国でも人気で、最近の日本車もヨーロッパ的なデザインを多分に取り入れているのだと感じた。
ロンドンを離れM40を走ってwatfordにあるカーセンターを訪れる。このカーショップでもやはり主流はコンパクトカーである。英国人はオートマチックよりマニュアルミッションを好む傾向があり、その比率は日本にくらべ圧倒的に高い。経済的であり、オーソドックスであることをよしとする国民性がよく現れている。私が借りたレンタカーはまったくの新車のシトロエンであったが、この車もディーゼルエンジンでマニュアルミッションであった。日本とは異なりディーゼル車が多いのもこの国の特徴だ。

英国の道路事情
英国の道路はM/A/Bの3つの頭文字で分けられた道路でつながっている。Mは「モーターウェイ」の略で日本で言えば高速道路にあたり全線3〜4車線のハイウェイになっている。見晴らしがよく道幅も広いためとても走りやすく快適だ。制限速度は70マイル(約110q/h)なのだがすくなくとも荷物を満載したトラック以外は制限速度で走っている車は見当たらない。ビジターの遠慮も手伝って、はじめは70-80マイルで走行していたがあまりにもバンバン抜かれていくので危険を感じ90マイルまで加速。それでも抜かれるのでしまいには100マイル近い速度で走る羽目になってしまう。日本の高速道路ともっとも違う部分は「高速料金」というものが存在しないことだ。何キロ走ってもすべて無料。ここにいると日本の高速道路はどうしてあんなに料金が高いのかわからなくなってくる。

AとBの頭文字を持つ道路は一般国道である。A級国道、B級国道とでも言えばいいのかもしれないが頭文字のあとにつく数字が大きくなるほど道は細くカントリーサイドの道路へと変わっていく。このあたりは日本の国道や県道と同じ感覚。

While it is for success in both rallying and circuit racing for which Prodrive is best known, it is now much more than just a motorsport business.
プロドライブ社へ
今回の英国行きの目的のひとつはロンドン北西部にある街Banbury(バンベリー)に本社を構えるプロドライブ社を訪れることにある。M40を走ることロンドンから約一時間、11番ジャンクションを出てすぐのWildmere Industrial Estate(Wildmere工業団地)の一角にプロドライブの本社はある。世界中にクライアントを持ち、常に頂点を極めるための努力を惜しまないトップレベルのラリーカービルダーだ。
約束の月曜日のお昼過ぎにバンベリーに到着。ちょうどランチを終えてスタッフが続々と戻ってきている。レセプションで訪問の旨を告げ待っていると、程なくメールでお招きをいただいたジェネラルマネージャーのNigel Riddle氏が現れる。挨拶もそこそこにプロドライブツアーが始まった。
レセプションを抜けてすぐに歴代のラリーカーが並ぶショールームがある。過去にポルシェ、BMWとパートナーシップを持ち、モータースポーツの歴史にその偉大な足跡を残すプロドライブは現在スバル社とのパートナーシップを持ちWRC/APRCなどのトップカテゴリーへ強力なマシンを送り込んでいる。ファクトリー内部の撮影は禁止されておりトップシークレットの部分も多いのだが今回は特別に許可をいただき130枚を超える写真の撮影を許していただいた。WEBでの公開については控えてほしいものもあるとの指示に従い、今回はその一部のみをこのサイトに掲載している。

バンベリーのモータースポーツヘッドクォーターは4つの建物と8つのセクションに分かれている。今回はそのすべての見学と撮影、質問を許可していただいた。スタッフの多くは若く、フレッシュな雰囲気にあふれている。英国人の気質なのだと思うが多くの人々が大変にフレンドリーでビジターの私にも気軽に声をかけてくれ、非常に親切にしていただいた。この場を借りて感謝の気持ちを伝えたい。


プロドライブ製の6速ドグミッションの組み立てセクション
グループNマシンとWRカーは異なる建物で組み立てが行われている。上記中央の写真は2005年のラリーに参戦中のWRカーのボディを製作しているところ。右の写真はグループNマシンの組み立て風景である。すべての建物には2重のドアが設けられ2重のセキュリティキーで立ち入りが管理されている。もっとも奥にある部屋では2006年のWRカーの製作が行われていた。画像をお見せしたいのだが残念ながら掲載することができない。
リドル氏は話してくれた。「これらのパーツはすべてわれわれの手により製作されたものだ。レギュラーではないしスバルでもない。すべてがプロドライブなのだ」 

トランスミッションからドアパネル、ダッシュボードやワイヤーハーネス、そしてエンジンまでもが彼らのオリジナルである。それぞれのパーツはすべてに管理ナンバーが振られ厳しくマイレージの管理がされている。下左の写真のナイスガイは膨大なパーツの品質管理をするディレクターチーフ。彼に見せてもらったコンピューターのディスプレイにはMexico、Monte-Carlo、Turkyなどのラリーイベントの表示が並び、クリックするとマシンの各部のパーツの一覧が詳細に表示される。そのすべてにマイレージ(走行距離)、ダメージなどの情報が表示されていて圧巻。ではこれらのパーツはどこにあるのかとたずねると目の前のファクトリーを指差して「すべてここにある。見るかい?」なんともはや、たいしたものである。

なにがどうわれわれのチームの活動に反映できるのかはわからないが、学ぶことは多かった。3時間あまりにわたり詳細な説明をしていただき、しつこい私の質問にもいやな顔ひとつせずに応じてくれたリドル氏に心から感謝している。最後にレセプションの前で撮影に応じていただき別れ際にリドル氏に言われる。「ランサーエボリューションは偉大なマシンだが、たぶんタケダはスバルに向いている。2007年はスバルでやらないか?プロドライブは、きっとアールエスタケダをトップにできるよ」 
魅力的な提案ではあるが、その前にスポンサーシップを獲得しなくてはならない・・・・


ナイジェルリドル氏と本社前で。撮影は美しい受付嬢にお願いした(click to large image)
 Prodrive/Banbury Oxfordshire OX16 3ER England        all images and the information, prodrive has all rightsreserved

2005.6.17
2005年/全日本ジムカーナ選手権参戦計画

開催日

会場

開催地

第1戦

3月12日〜13日

ツインリンクもてぎ

栃木県

第2戦

4月23日〜24日

名阪スポーツランド

奈良県

第3戦

5月22日

SUGO国際カートコース

宮城県

第4戦

7月16日〜17日

イオックスアローザ

富山県

第5戦

8月6日〜7日

三井オートスポーツランド

福岡県

第6戦

9月3日〜4日

鈴鹿サーキット南コース

三重県

第7戦

9月24日〜25日

MINEサーキット

山口

2005年/全日本ラリー選手権参戦計画

 

開催日

イベント名

開催地

第1戦

4月9日〜10日

ツールド九州

佐賀県

第2戦

5月28日〜29日

MACラリー

愛媛県

第3戦

6月25日〜26日

シンフォニーラリーin 日吉

京都府

第4戦

8月6日〜7日

RTCラリーin 新得

北海道

第5戦

9月10日〜11日

ソネットラリー

栃木県

第6戦

11月5日〜6日

イースト九州

大分県


6月を迎えチームアールエスタケダの全日本選手権への挑戦も中盤を迎えた。今年の参戦では多くの課題を得ることができ、マシンもドライバーも日々進化してゆくのを感じている。上記の一覧は、以前にもこのページで紹介した全日本選手権の年間日程表。茶色の文字は参戦を完了した大会を示している。今回は赤く表示されている北海道で開催される全日本ラリー選手権第四戦「RTCラリーin新得」についてお話したいと思う。

ターマック(舗装路面)で戦うことの多い全日本ラリー選手権だが、最終戦と北海道での開催についてはオールグラベル(未舗装路)でのアタックとなる。特に北海道の全日本選手権は同時期に開催されるAPRC(アジアパシフィックラリー選手権)の日本ラウンド「RALLY HOKKAIDO」と同じステージを使用するため高速&ロングのステージが特徴。このコースは今年開催されるWRC/RALLY JAPANにおいても3日間のステージの中の一部となることが予想されるため、アールエスタケダは今回の全日本選手権北海道ラウンドにWRCマシンを投入し参戦する計画だ。

シリーズを追うシビックRを駆る村瀬・山本組に加えて、APRC,WRCと連続2年の国際ラリー参戦経験を持つ中村英一選手が参戦。昨年の問題点を改善した新生ラリーカーの実戦でのテストを行う。ブレーキ系統や、エンジン特性、そしてまったく新しい仕様のエナペタルダンパーを装備しての全日本参戦は多くの情報をわれわれにもたらしてくれるはずである。
今回の北海道での中村へのチームオーダーはマシンのテストとデーターの収集ではあるが、20年を超える全日本選手権参戦経験を持つ中村にとっては久々の全日本ラウンドへの参戦。百戦錬磨のライバルたちを相手に自らのポジションを確認したい気持ちは理解できる。加えて、2カーでの参戦を迎えるチーム内ではクラスこそ違うものの若手の村瀬とベテランの中村とのアドバンテージがどれほどのものかも注目される。

9月29日から開催される、ワールドラリーチャンピオンシップ第13戦「RALLY JAPAN」のエントリーは今月開始される。日本で2回目のWRC。熱いステージへ向けてのストーリーはもう始まっている。


2003 APRC

2004WRC

2005.5.22
杜の都仙台で開催された全日本ジムカーナへと足を運んだ。有名なサーキットであるスポーツランド菅生はメインのレーシングコースを中心としてミニバイク用のコースからフィールドアスレチックコース、200名収容可能なキャンプ場、様々なスポーツアクティビティが楽しめる多目的広場などいろいろな設備をもつスポーツ施設である。今回の全日本ジムカーナ選手権はレーシングコースの中にある国際カートコースで開催された。平面コース図を見る限りではよくできたテクニカルなカートコースだなという程度の感想であったのだが、実際のコースを見て想像以上のアンジュレーションとアールを持つ難攻不落のコースであることがわかった。
前日の夜の便で仙台空港に到着した。現地の気温は18度、意外に過ごしやすく夜でも寒さは感じない。東出選手に空港までRSTカラーリングのジムカーナマシンで迎えに来てもらい仙台市内へ。道も広くスムースに走行することができ40分ほどで宿泊先のホテルへ到着した。ホテルにチェックインを済ませたあとは、前夜祭も兼ねて地元の名物牛タンの店へ席を移す。牛タン定食に舌鼓をうちながらさっそく練習走行の様子をビデオでチェック。スポーツランド菅生のカートコースを舞台に開催される今回の全日本ジムカーナは、いかにもジムカーナらしいテクニカルなコース設定が印象的。真っすぐ走る時間より右に左にと忙しくステアリング操作をする区間が長く、先日走ったラリーキッズ伊那を彷彿とさせるコースだ。
コースは鈴鹿南ほどの広さだがとにかくテクニカル。加えて逆バンクあり高低差ありで走りごたえ満点である。今日の練習走行では割と思い切った走りができたようで、むずかしいながらも菅生のイメージが少しはつかめたようであった。
決勝の日を迎えた翌日。我々が参戦を続けるN1クラスはもっとも早くに走行の時間が来るため朝が早い。9時ジャストにゼッケン1番のマシンがスタート、ゼッケン3番をつけるRSTヴィッツもほどなくスタートしていく。私が走りを見たスタンドは写真にもあるようにコース全体を見渡すことができるためコーナー間の連携や、テクニカルセクションでのマシンの挙動などが非常に掴みやすい。ここのところ今ひとつの成績が続いている全日本ジムカーナ。今回の参戦を契機にステップアップをしていくためにも適切な課題を見出し、それに取り組んでいくことが急務である。1回目のアタックが終わったあとはドライバーとともに映像を検討し、2本目へ向けての課題を模索する。現場ではマシンの大幅な仕様変更は難しいためドライバー側でできることを話し合い2本目に備えた。

午後からのアタックではタイム更新を果たしたものの、結果は14位。前回の名阪とポジション的には変わらない結果であった。しかしながら今回の仙台行きで得たものは多い。マシンの挙動を目の当たりにし、トップ勢との比較も叶った。次回の全日本参戦に向けて自分たちが何をしなければならないのかを学ぶ大切な一日となったのは間違いない。全日本選手権というトップカテゴリーで戦う以上は常に精進を続け切磋琢磨していくことが不可欠である。それほどに厳しい道のりがゆえに、その先にあるものを掴みたい、見てみたいと思うのだ。



菅生の国際レーシングコースを望む

ミニバイクコースでは小学生が練習に励む

場内で活躍するランドカー(有料)

広い場内の散策路にはあちこちに看板がある



2005.4.17
今年もハイパーミーティングの季節がやってきた。今年で3回目を迎えるこのイベントはランサーとインプレッサとレガシィの祭典という触れ込みで開催されているのだが、意外とそれ以外のマシンに乗るお客様もたくさん来場されている。ハイパワー4駆の迫力ある走りは見ていて楽しいのだが、迫力ある走りをお見せするためには深いチューニング技術とノウハウが必要。
 国内のトップチューナーの技術や熱い情熱に触れるのが私個人としては楽しみであったりもする。当社ではナンバー付の競技車を製作し国内、国際のモータスポーツへ投入するのが業務のひとつとなっているが、今回のイベントに出展しているメーカーやショップ様にも同様の志を持って活躍しておられるところも多い、そういったマシンやスタッフの方々を間近にして過ごす一日は実に有意義である。
恒例のイベントや参加する競技が多い2005年。この年を迎えて多くの仲間たちと素晴らしい時を刻んでゆくこと以外に、今はなんの望みもない。


2005.4.9-10
アールエスタケダ/チームアールエスタケダとしては2年ぶりとなる全日本選手権への挑戦は、先日ツインリンクもてぎで開催された全日本ジムカーナ選手権第1戦から始まった。前回(2005.3.12)の全日本ジムカーナでは惜しくも11位とポイントゲットは逃したものの、マシンの熟成を進める上での大いなる収穫のあるよい参戦であったと感じる。本年度新たに全日本ジムカーナ、ラリーへ参戦を果たしたドライバー2名、コドライバー1名はルーキーであるため恐れるものは何もない。彼らが遭遇する困難や新たな挑戦に向けて数限りなく感じる不安ですら今後の経験へと転嫁し成長の力へと変えてゆく。経験を積むことがこんなに人を変えてゆくのかといまさらながら驚かされるのだ。
今回は、全日本ラリー選手権の開幕戦である「ツールド九州2005」の会場である佐賀県の七山村へ足を運んだ。名古屋からおよそ1000km。今回はアールエスタケダサーキット同好会からも強力なサービススタッフが2名フォローに来てくれているため、クルーも含め総勢7名での会場入りとなった。現地の気温は24度を超え、すでに初夏の雰囲気が漂う。サービスパークは七山村役場の駐車場周辺に設定されていたが、川べりの桜はすでに満開。ラリーカーを送り出したあとは、即席お花見の感が漂う。あまりに多い桜の木から桜吹雪がとめどもなく降り注ぎ風情を超えた力強さを感じはじめるころ、午後のサービスの時間を迎えた。

今回のラリーは1Day/1Leg制(1日にひとつのセクションのみ)で行われ12本のSS(スペシャルステージ)が用意されている。SSではより早くゴールへ到達したものが上位という非常に簡単なしくみ。ラリーの場合はレースとは異なり、1台ずつが1分ほどのインターバルを空けてコースインするため相手とのタイム差はゴールするまでわからない。邪魔するものもないため自分との孤独な戦いがステージ中は続くのだ。
中盤を終了して、15時過ぎにラリーカーがサービスパークへ戻ってきた。不具合箇所があればここで与えられた45分(20分の時もあるが)の与えられた時間の範囲で修復し後半のステージへと向かう。幸いわれわれのチームのマシンは大きなダメージもなく、タイヤ交換や下回りのチェックをするのみでラストのステージへと旅立っていった。
ここまでクラス31台中で15位のポジション。今回は完走を第一と考え慎重なアタックを続けている割には、なかなか悪くない位置にいる。ドライバーは後半に向け、もうひとふんばりしたいところではあると思うが今回は全日本デビュー戦である。最後まで走りきることで得られる経験値に重きを置き、ペースをキープする。
最終的にはクラス17位で無事完走でき、たいへんに良い経験を積むことができた。80%の力で走ることを強いるのはドライバーにとってあまり気持ちのいいものではないだろうが、今の段階では完走することによって得られる多くの経験のほうが貴重である。次回は愛媛県美川村で開催される第2戦「2005年MAC」ラリーへと全日本ラリー参戦の旅は続く。

2005年/全日本ジムカーナ選手権参戦計画

開催日

会場

開催地

第1戦

3月12日〜13日

ツインリンクもてぎ

栃木県

第2戦

4月23日〜24日

名阪スポーツランド

奈良県

第3戦

5月22日

SUGO国際カートコース

宮城県

第4戦

7月16日〜17日

イオックスアローザ

富山県

第5戦

8月6日〜7日

三井オートスポーツランド

福岡県

第6戦

9月3日〜4日

鈴鹿サーキット南コース

三重県

第7戦

9月24日〜25日

MINEサーキット

山口県


2005年/全日本ラリー選手権参戦計画

 

開催日

イベント名

開催地

第1戦

4月9日〜10日

ツールド九州

佐賀県

第2戦

5月28日〜29日

MACラリー

愛媛県

第3戦

6月25日〜26日

シンフォニーラリーin 日吉

京都府

第4戦

8月6日〜7日

RTCラリーin 新得

北海道

第5戦

9月10日〜11日

ソネットラリー

栃木県

第6戦

11月5日〜6日

イースト九州

大分県


東名高速名古屋インターに程近い長久手会場・瀬戸会場において
3/25より愛・地球博を開催中です多くの皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております
2005.3.19
まもなく開幕する愛知万博「愛・地球博」。博覧会協会に勤務されている当社のお客様からのご招待をいただき、一足早く内覧会へと足を運んだ。前日の18日はプレス公開日で一般のお客様を迎え入れるのはこの日が初めてとなる万博会場。職員や係員の皆さんにも緊張感が漂う中のオープンとなった。

「動くパビリオン」と呼ばれるリニモは地下鉄藤が丘駅から万博会場までをつないでいる。9時前からすでに1時間以上待たないと乗れない旨の告知をFMラヴァーズ(万博会場内の特設FM局/77.3MHZ)がひっきりなしに放送していたため、夢の乗り物リニアモーターカーへの試乗は断念して会場周辺の駐車場へ車を止めシャトルバスでの移動を選択することとした。
今回の「愛・地球博」では環境に配慮して会場内には来場者向けの駐車場は用意されていない。パークアンドライド方式で、周辺の駐車場へ自家用車を止めて公共交通機関を利用しての会場入りが基本。駐車場に車をとめたあと、駐車料金を支払い引き換えに精算機から出てくるプラスチック製の
ICチップ内蔵コインを持ってシャトルバスへ乗車する。駐車料金は一回¥3000とのことであったが、高いと感じるのは私だけだろうか。(バイクは1000円)
筆者は長久手駐車場というもっとも会場に近いと思われる駐車場へ自家用車を止めシャトルバスに乗り込んで会場を目指した。駐車場係員の皆様も今日が初めてとなるため得も知れぬ緊張感に包まれている。途中の渋滞を経て会場に到着するまでに約15分。西ゲート下のターミナルにバスは停車した。見たところすべてのシャトルバスは新車を使用しているようで驚き。
朝一番に到着したにも関わらず、入り口にはロープが張られ入場が規制されている。入り口に備えられた金属探知のゲートが物々しい。10分ほど待たされたのち、入り口ゲートへと警備員に誘導され、いよいよ入り口へ。今回の万博ではテロ対策と食中毒防止のためペットボトルやお弁当の持込を禁止している。入り口では持ち物検査が徹底され、かばんの中身まで出して調べられる徹底ぶりである。そこまでしなくてもとも思うのだが仕方ない。中に待ち受ける3000円の高級お弁当と500円の高級素うどんに夢を馳せつつ前進。そこここで金属探知機に反応する来場者が見受けられ、そのたびに列の流れが止まる。幸い私はスムースに通過し会場内へと入ることができた。
ご招待いただいたお客様のオススメもあり「トヨタグループ館」や「日立館」などを見学しようとガイドを見ながら近くまで行ってみたのだがすでに長蛇の列。整理券が配られており、時間ごとの入場者を受け入れる仕組みなのだが整理券を受け取るのに1時間近く並ばないといけない上に9時30分の時点で受け取った整理券は夕方過ぎの入場時間がかかれているとのこと。業務の都合で昼までには帰社しないといけないためあえなく見学は断念。比較的すいていたJRの超伝導リニア館に入館し、未来のリニアモーターカーのバーチャルシアターを鑑賞。なかなか実現できないリニアだが、未来に向け期待感が高まった。浮かんで走る列車を見ていると、なんだか不思議な気持ちになる。スターウォーズの世界は近い。
そのあとは、お客様と合流し次世代交通システム「IMTS」へ試乗。路面に埋め込まれた磁気マーカーをトレースして無人で走行するバスなのだが、電子連結という、複数のセンサーを使用した物理的連結機構を持たない連結機能を有している。無人の(先頭車両にはモリゾーのぬいぐるみが運転席にいたが)車両が整然と専用路を走行する様子は実に不思議。せまい専用路での転回は左右にわずか10センチほどのクリアランスを空けたまま完璧なステアリングワークで走り抜けていく。ラリーやレースのマシンに導入するとさぞかし凄いタイムがでることだろう。
会場は丘陵地帯にあり、周囲は森に囲まれている。目で見えるほどのスギ花粉が会場全体を覆い、それほどひどくないと思っていた筆者の花粉症が再燃。社に戻ってからもくしゃみが止まらなくて弱った。花粉症の方は春先まで万全の防御策を講じての来場を強くオススメする。

いよいよ3月25日から開幕する「愛・地球博」は、未来を体感する一大イベントといっても過言ではない。子供の頃夢見た世界が眼前に広がり、来場者を興奮させるであろう。県外から来場いただいたかたは興奮ついでにぜひアールエスタケダへご来店を。コーヒーしかおもてなしはできないが、夢を語ることにかけてはEXPOに負けません。



「愛・地球博」へのみなさまのお越しを心よりお待ちしております。
2005.2.28
3月1日より、好評をいただいているサーキット走行会「ディレッッアサーキットミーティング2005」の参加受付が始まる。地球温暖化と騒がれているせいかなにげに春が来るのが早いような気がする。いや、もしかすると私自身が年を取ったせいが多分にあるのかも知れないが、このイベントもすでに開始してから8年目を迎えようとしている。参加してくれる皆さん、ほんとうにありがとうございます。近年、当社をバックアップしてくださる各メーカーさんからも質の高い参加者に恵まれて武田さんは幸せですねとよく言われるが、大きなトラブルもなく毎回充実した走行会が開催できるのも参加者のみんなの協力あってこそだと実感する。
      
本年度開催から昨年来好評であったサーキットトライアル「デンソーチャレンジ」が復活し、ふたたびイベントに花を添えることとなった。参加費は不要なので、参加者全員に楽しんでもらえればこれまた嬉しい。
DENSO CHALLENGE2005
2004年にゲストを迎えて開催したドライビングレッスンに今年はキャロッセ/クスコからWRC・APRCに参戦を続けるトップラリードライバー柳沢選手をお迎えして究極のテクニックを伝授していただく計画を準備中。伝授はしていただけるのだがそれを自分のものにできるかどうかは参加者次第なので、ステップアップを狙うドライバー諸君はこのHPのインフォメーションをお楽しみに。

アールエスタケダでは4月17日につくばサーキットで開催される「ハイパーミーティング2005」への出展とタイムアタックへのエントリーを予定しているが、今回は当社のお客様も何名か同時開催される車種別走行会へのエントリーを計画中。詳しくはトップページから特設ページへリンクし確認していただきたい。車種別走行会への参加を予定しておられるお客様だけへの特典にはなるが「RSTランサーに挑戦!」と銘打ち、当日開催されるつくば2000の走行会でRSTランサーのタイムを見事打ち破ったお客様に豪華絢爛な商品をご用意。本気印のドライバーの方はぜひとも挑戦していただきたい。詳細は近日アップしますね。

2005.2.13
一年がたつのは早いものだ。今年も恒例となったハイパーテックスノーミーティングin八千穂レイクの日がやってきた。このイベントは標高1600m、清里から車で30分ほどの八千穂高原に位置する人口湖「八千穂レイク」の「上」で開催されるスノーイベント。この季節になると完全に凍結する八千穂レイクの上は即席のスノーサーキットに変貌する。今年は暖冬の影響もあり直前まで開催が危ぶまれていたのだが、どうにかここ数週間の冷え込みが幸いして開催を果たすことができたのは幸運。今回のイベントは2月12日から13日の2日間にかけて開催され、チームアールエスタケダ、アールエスタケダサーキット同好会、チームアクセル、チームパームタウンなどから20名近い参加者が中部地区から遠征を果たした。東京からは2時間ほど名古屋からは3時間ほどに位置する八千穂レイク。今回初めて参加したメンバーも多く、みな心行くまで非日常的なスノーアタックを楽しんでいた。
厳しいコンディションの中、遠方より集まってくれた参加者の皆さんと、今年もこのダイナミックなイベントを企画、運営していただいた有限会社ハイパーテック/株式会社ブロンコバスターに心より感謝の気持ちを伝えたい。

氷の上は理論的には完全な平面となるため、ラリー車以外にもノーマル車も含めてあらゆるマシンが走行可能。サーキット同好会の面々はもちろんサーキット仕様での遠征&アタックになったのだが、何の問題もなく氷上走行を満喫することができた。低速域ではあるものの日常の感覚から逸脱したダイナミックなドリフト走行は、なんだかWRCドライバー気分で爽快。
終了間際に日本海側から雪雲が接近。八千穂高原はあっという間に猛烈な降雪に見舞われた。来年もこの八千穂での再会を願って我々は4時過ぎに八千穂レイクをあとにした。

アールエスタケダAgipダンロップ/エナペタルシビック(Dr.村瀬太)の車載動画
P901ivで撮影


 1.34MB  25sec

2005年アールエスタケダから全日本ラリーへの参戦が決定した村瀬選手の車載映像をアップした。どんな感じでマシンがコース上を走行しているのか感じを掴んでもらいたい。このイベントは来年も開催を予定しているので興味があるあなたは冬が近づいたら要チェック。

2005.1.30
今日は愛知県岡崎市にあるキョウセイドライバーランドで「TRY ON GYMKHANA in KYOSEI by KUNNY」が開催された、寒さの厳しい中早朝から多くの参加車両が集まり、ジムカーナの練習に汗を流した。
キョウセイドライバーランドは全日本ジムカーナ選手権も開催される有名なコースで広いフィールドを持ち自由なレイアウトが可能。今回は遠方から全日本ジムカーナ選手にもご参加いただきにぎやかなイベントとなった。
現役のジムカーナ選手はもちろんのこと初めてジムカーナ走行に挑戦するドライバーの方も思う存分練習走行を楽しんでいた。いよいよシーズン開幕を前にして今年を占う選手あり、初挑戦のジムカーナ参戦に思いをはせる選手ありで見ていても楽しい。
数名の選手に同乗走行を申し出て助手席に同乗させていただく機会を得たが、ベテランはもちろんのこと初めて挑戦する選手の方もなかなかチャレンジングな走りで楽しませてくれる。モータースポーツが低迷していると巷では言われているが、まだまだ中部の選手のモータースポーツに対する情熱は捨てたものではない。2005年も楽しみな一年になりそうだ。
2005年のシーズンはすぐそこ。今年はどんな年になるのか、これだからモータースポーツはやめられない。


2005.1.10
このサイトを訪れてくださったみなさま、新年あけましておめでとうございます。こうして新しい年を無事迎えることができたのも当社やこのサイトを応援してくださるみなさまのお陰。感謝しております。
昨日はこのページにも掲載したとおりJMRC中部主催の鈴鹿サーキットの走行会へお客様や同好会員のみんなと参加し一日楽しく過ごさせていただきました。鈴鹿サーキットは初めて走るという方も多かったのですが、そこはいつもモータースポーツに親しみ練習を重ねている方々だけありそつなくインターナショナルサーキットの走行を楽しんでおられました。大きな事故もなく一日が過ごせたことはなによりであると思います。
JMRC中部が開催する優秀選手表彰式や会議、走行会が1/8-9日に渡ってここ鈴鹿サーキットで開催されるのですがその一環として開催された鈴鹿サーキットの走行会。今回アールエスタケダからは20名を超えるメンバーが参加しました。スポーツ走行だけではなくファミリー走行として、家族全員で車に乗車しコースを走行する機会も用意されていて世界の鈴鹿を一家で体験した方も多かったようです。全員の画像は用意できませんでしたが、一部クラブ員のマシンを掲載させていただきます。

レースカーを持ち込んできた伊藤選手

鈴鹿は2回目になる同好会中島選手

245のSタイヤをオーバーフェンダー
に納めるエボ4を駆るのは高木選手

同好会役員の鳥居選手のエボゼロ。

RSTメカの大島選手はこの日のために
エナペタルダンパーをセットアップしてきた。

昨年の鈴鹿から一年ぶりにアタックする
同好会役員の森本選手

鈴鹿は初体験の同好会加藤選手。走行前はナーバス
になっていたが、走行後はすぐにまた走りたいと語る。

同好会から参加のGFシゲ選手。鈴鹿は初走行
全員集合の記念写真を差撮影するつもりだったのですが、いろいろなことがありうっかり忘れてしまいました。すみません・・・・。今年の鈴鹿は風が強く激寒。しかし高台で皆さんの走りを見ることができ楽しかったです。途中みぞれがふってきたりしましたが、天候は比較的安定しておりよい一日でした。
今年も一年、アールエスタケダ・チームアールエスタケダ・アールエスタケダサーキット同好会をよろしくお願いいたします。

RSTランサーはRALLY JAPAN参戦の当社サポートドライバー中村英一選手がドライブ

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