新城ジュニアラリーに参加
2011年3月5日(土)〜6日(日) 愛知県新城市 天候:晴れ 気温:10度
撮影:光崎 満

アールエスタケダからは5名の選手が参加した。
小林 宮部 近藤 森 染宮
ラリー選手の登竜門。
このイベントは、全日本ラリー選手権「新城ラリー」の会場でもある、愛知県新城市で開催された。「新城ラリー」は内閣府の地域再生事業の認定を受け、地元の協力なバックアップの中、継続開催が実現。すでに愛知県発のメジャーなラリーとして定着しており開催時には2万人を超えるオーディエンスが新城市を訪れる。今回のイベントの舞台はこの新城市。ラリーは実際に全日本選手権でも使用されたコースを使用する本格的なものだ。

「新城ジュニアラリー」は日曜日に開催されるが、前日の土曜日には参加者を含めた希望者を対象にラリーセミナーが開催される。ラリーに興味はあるが、どうやって参加すればよいのかなかなかわかりにくくラリー競技の敷居を高くしているが、このセミナーを受講することによりその心配は多くが解消される。講師は全員現役のトップラリースト。ラリー競技の定義に始まり実戦的なルールやペースノートの作成方法までを実に丁寧にレクチャーしてくれる。講習を受けた後は実際にセミナー会場の周辺に用意されたコースを使用してレッキ(事前走行)を体験することも可能。こうして一日が終わる頃には立派なラリー選手の卵として参加者は自信に溢れた表情を見せてくれた。

新城ジュニアラリー開幕。
翌日は早朝から実戦ラリー競技が始まる。今回は10台/20名(ラリー競技はドライバーとコ・ドライバーの二名で参加するため)が、このラリーに挑む。早朝から行われたコースの下見(レッキ)のあとで、いよいよ新城ジュニアラリーの開幕だ。

アールエスタケダからは5名の選手が参加し、各2キロづつ合計4本のステージを走行した。コースは短く感じるかもしれないが、初めて参加するラリーとしてはこのくらいがベスト。短いながら多くの要素が詰まったラリーとなっていて、参加者は充実した時間を過ごしたようだ。

無事に全員が完走を果たし、表彰式に参加。ラリー入門者を迎えるイベントとしてはこれ以上ないくらいの充実した内容と、秀逸な講義が満喫できる。県外からの参加者も多く大変に盛況なイベントとなった。もしもあなたがラリー競技に興味を持ち、その一歩を踏み出したいと考えているならぜひ参加をお勧めしたい。ここから未来のWRCドライバーが生まれる可能性は十分にある。

報告:武田浩美


コースを走行するアールエスタケダの近藤
県外からも多くの参加者がセミナーを受講 セミナーに聞き入る参加者

実戦的な講義内容

トップラリーストが多数講師として参加する

わかりやすい講義内容は参加者に好評


同時開催!体験型B級ライセンス講習会
新城ジュニアラリーが開催された6日に「ラリーの流れをエントラントのすぐそばで見学しながらB級ライセンス取得」という体験型のライセンス講習会がJAF中部モータースポーツ部の全面的なバックアップのもと、大岡武氏を講師に迎えて開催されました。

この講習会の開催は、開催3週間前にホームページで募集されただけでしたが、遠くは仙台や横浜、長野、金沢と全国から18名のも参加者を迎え大盛況となりました。
通常のB級ライセンス講習会の内容に加えて、リアルタイムにラリーの車検の様子やドライバーズブリーフィングの見学、TC(タイムコントロール)通過の様子や、SS(スペシャルステージ)での走行の様子や表彰式までを間近に体験できる実践的な講習会であるとたいへん好評でした。

実際の競技を見学体験しながら学びライセンスを取得できる機会はありません。今後もこのような講習会を開催してまいりますので、興味をお持ちの方はぜひともご参加ください。   MONTECARLO AUTO SPORTS CLUB/米谷展生

体験型B級ライセンス講習会受講者のみなさん
SHINSHIRO JR. Rally 2011
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