LEG1スタート  9月 1日(金)08時10分54秒
ラリージャパンの初日が始まった。我々のランサーは7:43にサービスパークを出発し最初のステージであるパウセカムイに向かっている。最初のSSのスタートは9:10くらいになる。
SS2まで終了 9月 1日(金)11時05分33秒
ラリーカーはSS2のステージ「RIKUBETSU」を終了し、総合で51位をキープ。安定した走行を続けている。このあとはSS3のKANNA 13.86キロを経て午前の勝負所であるPURAI 34.96キロを迎える。

SS3 AFTER  9月 1日(金)11時17分22秒
SS3 KANNAを終了して総合順位は50位。午前中のステージは各部のチェックも兼ねて丁寧なアタックを続けている。

SS4 AFTER  9月 1日(金)11時57分24秒
午前のステージが終了した。中村はステージで42位、総合順位でも45位まで順位を上げている。サービスは昼からのサービスに向けミーティングを開始した。

WRCの場合すべての参加車両にはGPS追跡装置が取り付けられており、どの車がどこを走っているかをインマルサット社の衛星が捕らえて追跡しています。スタートもゴールも即座に情報はヘッドクォーターに伝えられます。その情報はインターネットを通じてチームにも即座に知らされるためステージが終わった後、極端にタイムが遅かったりすればなにかダメージを負っている可能性を想像できます。主催者は全車に搭載されている「FIAエマージェンシーコンソール」によりクルーの生命に危険がある状態を確認するとラリーを中止し、救援のための行動を開始します。
ステージ上のどこに車両がいてどのくらいのスピードが出ているかを常にモニターしています。画面はLEG3のPENKE(写真はキャロッセHPより) FIA GPS TRACKING SYSTEM:WRC.COM
サービスA 9月 1日(金)14時35分24秒
クルーが最初のサービスに戻ってきた。マシンには大きなダメージはなく、ルーティン作業とタイヤ交換を行なう。
予想以上に路面からの突き上げがきつく、コドライバーの宮部選手が腰の痛みを訴えている。
SS5を終了 9月 1日(金)16時02分46秒
午後の最初のステージ「PAWSE KAMUY2」を無事完走。次のステージである陸別サーキットへ向け移動中。
SS7 KANNA終了 9月 1日(金)17時41分47秒
SS7 カンナを終了し中村は総合44位。安定した走りでステージをこなし帯広に戻る前の最終ステージSS8 プライを走行中。
スーパーSSへ  9月 1日(金)19時24分58秒
34.96キロのロングSS「PURAY」を無事走りきり中村は総合順位41位。このあとはサービスパークのすぐ横に特設された帯広スーパースペシャルステージで連続して二回のアタックを行なう。
昨年に比べてタイトなコーナーが多くテクニカルな設定のコースだがすでにスタジアムは満員のギャラリーで埋め尽くされ、コースにはコースクリアをするゼッケン「0」の「ゼロカー」が走行をはじめている。サービスパークは夜のとばりに包まれ、もうすぐ本日最後のサービス「SERVICE  B」が始まる。

サービスミーティング 9月 1日(金)19時37分33秒
一日目のナイトサービスに備えてサービススタッフによるミーティングが始まった。クルーからはいくつかのオーダーが届いている。しかしながらマシンには大きなダメージはないのが幸い。
リアサスペンションの仕様変更とルーティン作業に加えてダメージ箇所の修復が今夜のポイントである

サービスB  9月 2日(土)01時01分38秒
帯広スーパースペシャルステージで我々の前走者がクラッシュ。再出走を行なったためサービスインの時間が遅れた。インターラリーのナイトサービスは45分間。与えられた時間内に油脂類すべての交換とアライメント調整、破損部品の取り替えとリアサスペンションの交換を行なわなくてはならない。
時間的に厳しい状況ではあったがサービスクルーは最高のパフォーマンスを発揮し、制限時間の2分前にマシンを送り出すことに成功した。
彼らの技術に心から感謝するとともに誇りに思う。


明日の予定  9月 2日(土)01時09分59秒
アールエスタケダは一日目のラリーを終えて順位を38位までにアップ。テスト不足のため様々な問題点を抱えてのトライがつづくが、ドライバーの中村は現在の仕様のマシンの能力を最大限引き出してのアタックをしてくれている。明日のスタートはAM7:10。ラリーは二日目を迎える。

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