2011年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第7戦  SOMOSテクニカルジムカーナ
雨のめいほうで河野貴之が今期3勝目を獲得!
2011年8月21日(日) 岐阜県 めいほうスキー場特設コース 天候:雨 気温:24度
撮影:光崎 満

激しい雨の中、安定した走りで優勝を決めた河野
戦いは雨のめいほうスキー場へ
ここ数日、雨の続く東海地方。ジムカーナ中部東海シリーズはステージを岐阜県のめいほうスキー場へ移して開催された。前回の第7戦ではマシンのマイナートラブルに見舞われ思う走りができなかった河野がめいほうでその実力を見せ付ける。激しく雨の降る中岐阜県の気温は低めで路面はスリッピーな状態。レインステージを得意とする河野にとって今日のコンディションは望むところ。

ダンロップのZ1スタースペックを装着してシリーズに挑む河野は、ファーストトライで終始安定した走りを見せ1分16秒666をマークし、暫定トップ。午後からのアタックでまだまだタイムは短縮できる。

インテグラの山田はファーストトライでクラス3番手に着けてきた。彼の今期目標である表彰台がより近くに感じられる。両選手とも雨をものともしないすばらしい走りでファーストトライを終えた。

河野はミスコースするも2位を寄せ付けず優勝
セカンドトライを迎えても雨足は衰える気配がない。やや小降りになってきたもののコンディションは変わらずヘビーウェットのままだ。しかし、スタートした河野は最初のセクションを抜けたところで思いがけなくミスコースを喫する。アタック中にコースミスに気づいた河野はそのまま走行を終了してパドックへ。現在シリーズランキング2位で、優勝以外選択肢のない河野。想像以上に大きなプレッシャーを感じていたのかもしれない。今期2勝をあげている2位の柏木選手はセカンドトライで自己ベストを更新したが、河野の暫定ベストに0.1秒届かず河野の優勝が決定した。薄氷の勝利ながら今期3勝目を獲得した河野は最終戦に向けさらに気炎をあげる。

インテ山田崇之選手は、セカンドトライで「本人も気づかないほどの」微妙なパイロンタッチの判定を取られ、6位に後退。期待がかかった本戦だったが残念な結果に終わった。

報告:武田浩美
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3勝目を挙げ、笑顔満面の河野選手


ぢた塾の藤田さん(左)クラブ員の森英史さん(右)も応援に駆けつけてくれた


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