2010年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第4戦 Limit CHALLENGE GYMKHANA
深川は僅差の戦いを制し、今期3勝目を獲得。
2010年4月11日(日) 愛知県額田郡幸田町/幸田サーキットyrp桐山 気温:18度 天候:曇り→晴れ
撮影:光崎 満

4/1000秒差で薄氷の勝利を獲得
負けられない一戦が始まった。
曇り空が広がる会場の幸田サーキット。いまにも雨が降り出しそうな雲行きの中、ジムカーナ東海シリーズの第4戦が始まった。ターニングポイントでもあるこの一戦は深川にとってけして負けられない戦いとなる。

午後から雨が降り出せば、この戦いはファーストアタックで勝敗が決する。深川は最初のアタックから、今年初めてとなるサーキットステージを果敢に攻める。シリーズランキング2位の野中選手が出したベストタイムを0.6秒あまり上回るベストタイムを叩き出し、暫定首位に立つ深川。昨日のテストでも感触はよく、天候次第ではこのまま勝負が決するかと思われた。


勝負の行方は2本目へ。
午後からは予想に反して天候は回復傾向に。日が差し始め、路面温度も上昇する。2位の野中選手は渾身の走りを見せ1分20秒961をマークし深川のベストを更新。直後にスタートした深川は野中のベストタイムを聞くことなくコース上でのアタックに突入している。深川の中間タイムは野中を0.03秒上回ったが、ゴールするまで勝利の行方は見えない。ゴール前のパイロンセクションをクリアした深川。ターンの後の立ち上がりで一瞬マシンが前に出ない。固唾を呑んで見守る我々の耳に届いたファイナルタイムは1分20秒958。なんとわずか4/1000秒という僅差の戦いを制して深川が今期3勝目をマークした。

次回の舞台は再び岡崎市のキョウセイドライバーランドへ。チームは今回の結果を受け、マシンのセッティングを見直し完全勝利へ向け全力を尽くしてゆく。

報告:武田浩美

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幸田サーキットはJAF公認取得のミニサーキット

河野選手は4位入賞

インテRを駆る山田選手

深川には相性のいい幸田サーキット

3勝目を上げた深川はシリーズ首位を堅持


いまひとつリズムに乗り切れなかった山田は13位に沈む


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RS.TAKEDA GYMKHANA CHALLENGE 2010
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