2013年 JAFカップ全日本オールスタージムカーナ

晴れの舞台でRST勢が大活躍!
2013年11月10日(日) 愛知県 YRP幸田サーキット

撮影:光崎 満

渾身の走りでPN3クラス2位を獲得した深川
すべての選手にとって憧れのJAFカップ
ジムカーナ選手権一年の締めくくりともいえる「JAFカップ オールスタージムカーナ」。毎年各地区のJMRC地域協議会で持ち回り開催されるスケールの大きな競技会。今年はわれわれの地元である愛知での開催となった。このイベントが他の競技会と違うのは、各地方選手権でシリーズ上位入賞者と全日本選手権でシリーズ上位入賞者のみが参加を許される部分にある。ここに集まった選手は、いずれもトップドライバーばかり、その中で勝利を納めることはたいへんな名誉となる。今回はアールエスタケダから3名の選手がこの名誉ある舞台に挑戦を許された。それゆえ、気合が入らないわけがない。

白熱した戦いを見せたPN3クラス
スバルBRZを駆り、今年のジムカーナシリーズを駆け抜けた深川敬暢選手。ニューマシン投入一年目として十分なリザルトを残すことに成功し、トップドライバーとしてチームを牽引してきた。彼が今年のJAFカップにかける意気込みはひとかたならぬものがある。今回のライバル森嶋選手は全日本ランキング2位。相手にとって不足はない。天候は悪化しPN2クラスが終わったころに降り出した雨はコースを濡らしていく。

ファーストトライで0.2秒のビハインドを喫した深川はセカンドトライで渾身の走りを見せ、森嶋選手のタイムを約0.5秒更新した。ラストゼッケンの森嶋選手の走りに観客の目が注がれる中、森嶋選手のたたき出したファイナルタイムは1’08”807。深川の出したタイム1’09”166をほんのわずか更新してトップを奪還する。なんとも悔しい結果に終わったが、多くの観客の歓声と拍手に包まれるなか「魅せる走り」ができたことは深川にとって大きな自信となった。

好走を見せたRST勢
深川の2位をはじめとして、今回はアールエスタケダの選手たちが良い走りを見せてくれた。全日本ランカーの石原裕也選手は全日本上位選手のひしめくPN1クラスで4位を獲得し全日本ドライバーの底力を見せ付ける。そして、今回「中部選手権推薦枠」として特別に参加が許されたアールエスタケダの渡辺庸仁選手がPN3クラスで5位に入賞。今年から中部選手権に参戦を開始した「JAF戦ルーキー」としては驚異的なポジションを獲得し、晴れの舞台でその実力の片鱗を見せ付けることに成功している。

報告:武田浩美



PN1クラス4位入賞の石原裕也選手


今年は石原の飛躍の年となった

常にクレバーな走りを見せる渡辺

5位入賞で表彰台に立つ渡辺(中)


来シーズンに向け着実に一歩を踏み出した選手たち


深川選手のセカンドトライ




RS.TAKEDA GYMKHANA CHALLENGE
YUJI MOTAI

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