2011年 JAF中部ジムカーナ選手権第6戦 IOXハイスピードジムカーナin富山
ヴィッツ石原が3位表彰台を獲得!
2011年7月17日(日) 富山県 イオックスアローザ 天候:晴れ 気温:33度
撮影:光崎 満

表彰台獲得はできたが惜しい3位の石原
万全の体制で挑む2回目のイオックス
晴天に恵まれた富山県イオックスアローザスキー場。ここに特設されたジムカーナコースが今回のステージだ。今年2回目のフルパイロンコースであるイオックスアローザはこびりつくタイヤコンパウンドが路面のコンディションを刻々と変化させていく、難コースのひとつ。今回もアールエスタケダは2台のサポートマシンを投入し、上位入賞を目指す。
ヴィッツの石原は、ファーストアタックでパイロンタッチ。勝負は2本目に持ち越された。ターゲットタイムは金澤選手の1’20”529。セカンドトライが始まる頃にはさらに路面温度は上がり、厳しいコンディションになってきた。特に激しくコンパウンドの付着したコースは一部ぬるぬるとした感触になり、コントロールが定めにくい。石原は健闘したが金澤選手にわずか届かず2位・・・と思いきや、とんだ伏兵が現れる。近畿から参戦しているベテラン前川忠浩選手が石原にわずか15/1000秒という僅差で2位に割り込んできたのだ。悔しい3位に沈んだ石原だが、勝負は勝負。しかしながら2戦ぶりに表彰台の一角を獲得できたのは幸いであった。

ランサー深川は今期ベストの6位入賞
前日の練習会で、何種類ものセットアップを試したエボ10の深川は最初のアタックでマシンの回頭性の悪化に苦しみ最下位からのスタート。今回の参戦ではアールエスタケダワールドラリーチームの藤田剛チーフメカニックが現地入りし、深川を力強くサポートしてくれている。インターバルでメカニックの活躍によりセッティングを大幅に変更した深川はセカンドトライで1秒余りのタイムアップを果たし、順位を今期ベストの6位に上げた。今回は軽量なエボ9が上位3位までを占める混戦となったが、チームが得るものの多い参戦だった。マシンはファクトリーに戻ってすぐにオーバーホールされ、大きくモディファイされることになる。次回は地元愛知のキョウセイドライバーランドにステージを移しての開催。我々は、いつまでも下位に低迷するわけには行かない。

報告:武田浩美
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深川はセッティングの方向性をはっきりさせることができた参戦となった


アールエスタケダWRTチーフメカニックの藤田さん(右端)とクラブ員の浅井さん(左端)がサポートに駆けつけてくれた


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