2011年 JAF中部ジムカーナ選手権第4戦 BIG VANジムカーナin 富山
石原は前回に引き続き表彰台3位を獲得。
2011年6月5日(日) 富山県 イオックスアローザ 天候:曇 気温:22度
撮影:光崎 満
ステージは富山県イオックスアローザへ
今回の中部ジムカーナ選手権は、愛知県を出て富山県のスキー場「イオックスアローザ」のジムカーナコースで開催された。アールエスタケダのジムカーナチームは今回もランサー10の深川とヴィッツの石原、2台体制での参戦。両選手は前日の事前練習から富山入りして万全の体制で第4戦に挑む。

東海北陸道福光インターチェンジから15分の距離にあるスキー場「イオックスアローザ」はオフシーズンにはジムカーナ競技のメッカとして多くの選手を迎える有名コース。広い駐車場を利用して設営されるフルパイロンコースは難易度も高く、走りがいのある設定。このコースはファーストトライとセカンドトライでコース表面の状態が大きく変化するため選手は走りに柔軟な対応を要求される。

前日の練習会で好感触を得たヴィッツの石原は、ファーストトライで3番時計の1分45秒878をマーク。午後のアタックに向けて走りを見直し上位入賞を狙う。この時点でリーダーの金澤選手とのタイム差は0.8秒。コース上にコンパウンドが乗り、グリップに変化が現れるセカンドトライで石原は0.35秒のタイムアップを果たしたが2位の佐藤選手に0.15秒の僅差、さらに大きくタイムアップしたリーダーの金澤選手に及ばず3位でフィニッシュした。しかしながら前回に引き続き表彰台を獲得した石原。さらに上位を目指すべく次回の鈴鹿サーキット南コースでの参戦に向け、今回学んだ課題を着実にこなしていかなくてはならないだろう。

エボ10の深川はリズムに乗り切れない
前回の第3戦でミッショントラブルのためリタイヤした深川。前日から富山入りしてセッティング変更したダンパーの感触を確かめていたが、久しぶりに走るアローザのコースとのマッチングを図るもののいまひとつ感触が掴めないでいた。直前までドック入りしていたマシンに乗る機会がなく苦戦を強いられた深川はファーストアタックで本来の走りができず下位に低迷する。午後からのセカンドアタックで3秒余りの大幅なタイム更新を果たすも無念の9位に終わった。

報告:武田浩美
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トロフィーを手に表彰台に立つ石原


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