2014年 全日本ジムカーナ選手権第1戦
石原裕也が開幕戦で3位入賞!
2014年3月8-9日(日) 岡山県 岡山国際サーキット 天候:晴れ時々雪 気温:11度

撮影:光崎 満


開幕は雪の舞う岡山国際サーキット
日本列島を強烈な寒波が襲った翌週、全日本ジムカーナが岡山国際サーキットで開幕した。今年度からアールエスタケダは全日本ジムカーナ選手権に2クラス2名の選手によるフルエントリーを開始することになりこれまでになく気合の入ったシーズンスタートだ。

PN1クラスに参戦する石原裕也選手は昨年から全日本にスポット参戦を開始した「全日本ルーキー」。シリーズを通しての参戦は今シーズンが始めての挑戦となる。昨年の経験がどこまで生きてくるのかすべては未知数でのスタート。そして開幕戦の岡山国際サーキットでのジムカーナもはじめての体験。金曜日の早朝から岡山入りしたチームは予定したテスト内容をこなしマシンのセットアップを進めていく。BRZでPN3クラスにエントリーした深川は石原とともに2月にこの岡山国際での事前テストを済ませている。テスト初日からその際に課題となった部分を丁寧に煮詰めていく。

時折雪の舞う冷たい朝となったが、天候は回復傾向であり決勝日を好天で迎えることができそうだ。

開幕戦から最高の滑り出し!
気温は低いが快晴に恵まれた決勝日の朝、ファーストアタックでパイロンタッチを喫した石原は下位に沈む。BRZの深川は全日本自己ベストとなるファーストトライ5位のポジションを獲得しセカンドトライに期待がかかってきた。午後からは気温も上昇し路面温度もあがってきた。スタートした直後の2連続の180度ターンはタイヤの温度が低いところでのアタックとなるため慎重な走りが要求される。しかし、慎重に走っているだけでは勝負にならないのが全日本選手権。

午後からのアタックで石原は1.7秒のタイムアップを果たし3位にポジションアップ。トップツーには今一歩及ばなかったが、全日本選手として自身初の表彰台を獲得することに成功した。PN3の深川選手はセカンドトライでもひるむことなく渾身のアタックを敢行。高速コーナーへの進入でミッショントラブルに見舞われたものの2.2秒のタイムアップに成功し開幕戦5位のポジションを守りきった。

大きな手ごたえを感じる初戦となったが両選手の気持ちはすでに4月26日〜27日に仙台ハイランドで開催される第2戦に向いている。まずは良い形での2014年のチーム始動を迎えられたことを素直に喜びたい。

報告:武田浩美





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