2013年 全日本ジムカーナ選手権第1戦

初戦は全日本の厳しさを実感する結果。
2013年3月9-10日(日) 三重県 鈴鹿サーキット南コース 天候:晴れ 気温:18度

撮影:光崎 満


満を持して挑んだ開幕戦
今年の全日本ジムカーナには、昨年から中部ジムカーナ選手権を追うスイフト石原と全日本選手権への参戦は12年ぶりとなるBRZ深川敬暢選手がシリーズを通して参戦をする計画。両選手とも開幕の一ヶ月前からマシンのセットアップを詰め、この日に焦点を絞って準備を進めてきた。特に新規投入を果たしたスバルBRZはセッティングの期間も短く、サスペンションの仕様変更とテストを短期間で何度も繰り返し、どうにか間に合った感じだ。

スイフト石原が参戦するPN1クラスもBRZ深川が参戦するPN2クラスも強豪選手がひしめき合うハイレベルなクラス。上位入賞を果たすのは容易ではないが、それだけにやりがいもある。

めくるめく変わる気候に翻弄
午前中は比較的暖かく、ドライコンディションでのアタック。路面温度は低めだが雨の気配は無い。スイフトの石原は1分26秒台のタイムでポイント圏内ギリの10位でファーストトライを終える。BRZの深川は、前日練習のときに見せた走りが再現できず下位に低迷。両選手ともがセカンドトライに賭ける。

午後からは寒冷前線の通過に伴い、テントが飛ばされそうになるほどの強い風が鈴鹿に吹き荒れた。一時は雨もちらついたが、走行が始まる頃には止み日も差し始めたため勝負はセカンドトライに持ち越される。

路面温度の上昇とコース上の砂が風で掃けたため、PN1では上位選手が次々とベストタイムを更新。石原も果敢に攻めるがパイロンに接触。結果は10位と上位陣に食い込むことは叶わなかった。BRZの深川はタイムダウンし、初戦入賞を逃した。

報告:武田浩美




RS.TAKEDA GYMKHANA CHALLENGE

「アールエスタケダジムカーナチャレンジ」は上記のスポンサーの支援を受けてシーズンを戦っています。

RS.TAKEDA CO.LTD