2003年11月10日(日) 栃木県篠井町 ヒーローしのいサーキット/スーパートライアル最終戦
サーキット同好会初の大遠征。
ヒーローしのいサーキットへの参戦は大成功。最高の一日でした。

 
愛知県、岐阜県から片道およそ7時間の道のりでヒーローしのいサーキットに到着。
東北自動車道宇都宮インターから20分ほどの山間にある「ミニサーキット」と聞いていたのですが着いたとたん
一同唖然としてしまいました。コース幅は最大7m近くあり、想像以上に激しい高低差を持つ高速サーキットだったのです。

快晴に恵まれたのですが、早朝は冷え込みが厳しく、気温は0度前後。あたりには霜が下りていました。
午前8時の路面温度はなんと‐0.8度。しかし、太陽がさし始める頃には少し暖かくなってきました。


今回アールエスタケダサーキット同好会は総勢10名でのエントリー。
主催者様の配慮でコース脇にパドックを一列用意していただきました。
到着時点から興奮気味のクラブ員たちは、それでもてきぱきと準備をすすめていきます



午前中のアタックは左回りのコースを逆走して行われます。
一回のアタックは2周走行します。午前と午後のタイムを合計して勝敗が争われるのがスーパートライアルです。

このスーパートライアルでは本番走行の前に慣熟走行の時間が設けられており、3秒感覚で次々とコースインして練習走行を充分に行うことができるため、初めてのコースでも安心感があります。

しかし、熟練した関東勢を相手にどこまでわれわれの実力?!が通用するのか、不安はありましたが走り出したらそんなことはすっかり忘れてしまいました。

だんだん同好会員の本領発揮という感じですね。
このコースは最大高低差が25メートル以上あり、経験したことのない激しい上り下りが体験できます。
もともとヒルクライムレースを開催する目的で設計されたコースというだけあり、いままでに同好会員が経験したどのコースとも違うレイアウトになっています。

パイロンを取り除いた状態でEVO7でアタックすると4速ギアでさらに加速できるレイアウト。メーター読みで160q/hくらいまで速度が乗ります。
今回のしのい遠征には森本師匠も参戦。やや減り気味のタイヤに悩まされながらも熟練した走りをしのいの地で披露していました。

イベントの最後にはフリー走行(参加費¥1000)も楽しむことができ、パイロンのない状態でのしのいサーキットを思い切り楽しむことができました。

もちろん同好会員は全員参加でしたね。
TS‐OPEN4クラスでは圧倒的なタイムで他者を引き離して前田選手が優勝。新しい「師匠」の誕生の瞬間です。

午前中のアタックではやや戸惑いもあったクラブ員たちでしたが、午後からはコースにもなれタイムもアップしてきました。なにより新鮮なレイアウトのコースと高速コースの迫力を心行くまで満喫することができたのが本当に収穫でした。

まだまだ我々の知らない世界がたくさんあることを知りました。走ることを続けていて本当によかったと感じました。


表彰式の様子

TS-OPEN4は1-2フィニッシュでした。

TS-OPEN2クラスは2位以下を同好会が独占!
TS-OPEN2 5位 鎌倉選手 TS-OPEN2 4位 宇佐美選手 TS-OPEN2 3位 中野選手 TS-OPEN2 2位 三宅選手
入賞のメンバーのみんなおめでとう!今回入賞を逃した人も次回こそは、がんばれ!


表彰式後のスナップ
全員無事に帰宅でき、楽しいしのい遠征は終了しました。



  



  

お金と時間はかかりましたが、それ以上にかけがえのない経験をさせていただきました。
暖かく迎えてくだっさった主催者のみなさま、関東勢のみなさま、本当にありがとうございました!
報告:同好会主宰