初夏を思わせる日差しの中、毎年恒例となったゴールデンウィーク走行会が開催された。ラリーキッズ伊那から「伊那サーキット」へと名称を変更してからはじめてのイベント開催。今回は30名の参加者と4名のサポートドライバーを招いてのにぎやかな一日となった。いただきに雪を乗せた美しい日本アルプスを望む伊那サーキットは初夏のすがすがしい空気に包まれ、最高のコンディションでの走行開始となる。

参加者の車種構成も、カプチーノに始まりシビック、インテグラからスターレット、ランサー、インプレッサにいたるまで実にバラエティに富んだ仲間があつまり、楽しいひとときを過ごすことができた。
午前中はサーキットの中にパイロンを置いてトライアルコースを設定。たっぷり練習した後に全員が1回づつアタックを行いタイムを競う。コース内には砂が出ているところもあり、無念にもスピンを喫する参加者もあったが、大きな事故もなく無事に終了。それぞれに思いを残してアタックを終えた。
今回は一日を通して3人の全日本ラリー、ジムカーナの選手に参加者をバックアップしていただくことができた。多くの参加者が全日本選手のドライブするランサー9やシビックRへの同乗走行を体験し、エキサイティングな時間を過ごすことができたようだ。また、同時にBサーキットで開催されたジムカーナ練習会には全日本選手権に参戦中の金澤和幸選手にお越しいただいた。同氏のドライビングやテクニックに触れ、なにかに目覚めた参加者もいたようだ。

サーキットトライアル上位入賞のみなさん

2WDクラスベストタイムのふぢた氏と(右は武田)

2Rクラスは同タイムで3名ベスト(宮部氏・玉利氏・中島氏)

4Rクラスベストタイムの石原氏(右は武田)

トライアルのクラス区分

表示

基準

2輪駆動の車両/タイヤ制限なし

2R

2輪駆動の車両/ラジアルタイヤのみ

4

4輪駆動の車両/タイヤ制限なし

4

4輪駆動の車両/ラジアルタイヤのみ


サーキットトライアルは上記のクラス分けで練習走行後1回だけのアタックが行われた。成績優秀者には同好会主宰である武田より豪華な賞品が贈られ、感涙にむせぶ参加者の表情が印象的であった。

特に2Rクラスは激戦でありFF/FRの入り乱れる中、3台のマシンが同タイムを記録し3人そろって賞品をゲットすることができた。


DX24サーキットトライアルのリザルトはこちら

4WDタイヤ制限なしのクラスでベストタイムを記録した河野氏。総合でもベストを記録した。(右は武田)

参加者のみんな。楽しい一日をありがとう!(click to large image)


circuit club DX meeting24/ rs.takeda co.ltd/Rs.takeda World Rally Team06/ DX24 superviser Y.Sugiyama /H.Takeda
Team RS.TAKEDA Driver:F.Murase/K.Higashide/K.Kanazawa/K.Kawashima :Co.Driver S.Yamamoto